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冷え性の多彩な症状


当然、冷え症も含まれますが、逆にほてりや高熱、微熱、湿疹、高血圧、低血圧、ホルモン異常、精神疾患、リウマチ、膠原病、ガン等ありとあらゆる症候が冷えと関連しています。
冷え症は自覚的に冷えるので解りやすいのですが、他のほてりや、各種疾患の冷えについては理解しにくいと思います。
陰陽は相対性を見なければいけませんので、表向きの症状は内面の冷えに原因がある事になります。
夏に熱中症にかかる人がいますが、これは頭部への熱の集中が起こり、相対的に内面の冷えが強く現れて卒倒やけいれん、意識を失う病態です。
ですから夏の暑い時期でも体内では冷えが起こるという事になります。
つまり、下部よりも上部、あるいは、内部よりも体表面の方に熱を持っている状態が冷えと言えます。
冷え性がなくても、ほてりや発熱、のぼせ等があれば、冷えがある可能性が高いと言えるのです。
冷えは自覚的冷えを伴わなくても起こる病態である事を理解してください。
このように多くの表向きの症状は、冷えが主因として起こる仮の症状です。(陰陽の相対性)
特に冷えを感じないほてりや炎症性疾患は、冷えに対する警戒感が少なく、病気を慢性化させやすくなります。
多くの難治性疾患はこの冷えを改善させるようにする事で、驚くほど改善されて行く場合があります。

冷えと自然治癒と健康な髪

病気が起こす症状は、急性疾患を除くと、多くが冷えを原因として表れます。
冷え?と言っても実際に冷えを認識出来る冷え性だけが冷えではなく、ほてりや発熱反応等も
冷えが起こした病態と言えます。
西洋医学からは、冷えの病態を認識する事ができませんが、冷えを中心に人体を見た時、
西洋医学では解明できない病気の起こるシステムが、この冷えから体を守るために
起こしている自然治癒反応である事がわかります。

冷えが起こす病態には、上熱下寒表熱裏寒があります。

毛髪の状態も健康な体調によって大きく変わってきますので今後少しずつご案内してまいります。

 

 


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